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攻略サイト集 パロディウス攻略 ステージ解説などがあります。
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パロディウスだ! 【ぱろでぃうすだ】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ 開発・発売元 コナミ 発売日 1990年11月30日 定価 5,800円 判定 なし ポイント FC版グラディウスシリーズの中では最も業務用に忠実その代償として処理落ち・チラツキが頻発ちちびんたリカが無念のリストラ グラディウスシリーズ 概要 システム・変更点など 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 概要 1990年4月25日に稼働した『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』のファミコン移植作品。 ファミコンへの移植に伴い『~神話からお笑いへ~』のサブタイトルが削除された『パロディウスだ!』名義での発売となった。 アーケードで好評を得ていたグラディウスシリーズの最新作がファミコンで遊べると聞いて大喜びしたプレイヤーも多かったのだが… システム・変更点など 基本的なシステム自体はほぼAC版と同様なので割愛。FC版での変更点を以下に記す。 ステージ構成 計7面。AC版の10面のうち4つ(4・6・7・9面)をカットし、オリジナル面(遊園地)を3面に追加している。 1 2 3 4 5 6 7 AC1面(海賊) AC2面(ピエロ) 新規(遊園地) AC3面(お菓子) AC5面(モアイ戦艦) AC8面(北極) AC10面(要塞) 3面「速いぜ!ジェットコースター!」:遊園地をモチーフにしたステージ。観覧車やジェットコースター、バイキングといった遊園地の遊具をモチーフにした敵やギミックが多く登場。ちなみに、ステージ内のジェットコースターの敵を倒し空になったジェットコースターに乗る事によって、中ボスまで高速スクロールで進む事が出来る。ボスは便器をモチーフにした「ウーンボットン」。 更に今作ではFCへ移植されるにあたって、7ステージ中4ステージで特定の条件を満たすことにより隠されたステージに行く事が出来る、所謂「エキストラステージ」も追加されている。 1面:ステージ内の天井を破壊する事で侵入。空の上をモチーフにしたエリアで、初代『グラディウス』3面のマザーのパロディの雲形の敵が登場する。 3面:ステージ内の壁を破壊する事で侵入。AC 9面(墓地)をアレンジした物で、同ステージで特徴的だった鬼火の大群や同ステージボス「吉原ダユー」をモチーフにしたボスも待ち構えている。 5面:モアイ戦艦の最初に登場する「よしだ君」の破壊した上で口の中に入る事で侵入。モアイ戦艦の内部を探索するという、MSX『グラディウス2』の戦艦内部を意識した様な作りのステージ。もちろん登場する敵は全てモアイ。 6面:AC版における氷づけのゴーレムがいた場所にある入り口から侵入。AC版4面で特徴的だったグラディウス名物「火山噴火」が待ち構える他、AC版では氷づけにされていたミニゴーレムも登場。 また、各エキストラステージの最後では操作中の自機を別のキャラに変更する事が出来るカプセルを獲得する事が出来る。 難易度選択 本作では自機とパワーアップモードを選択した後にゲームの難易度を選択してからゲームを始める形式。 難易度はEASYからHARDまでの3段階。 難易度が高いほど敵も強くなるのだが、HARDでは1面から打ち返し弾が発生する様になる関係でクリア自体も困難になる。 白ベルの効果変更 白ベルはAC版では台詞で攻撃するメガホン攻撃だったが、FC版では取得すると自機が1upする効果に変更された。 評価点 ファミコン版「グラディウス」シリーズで最も業務用に近い内容であること 「FC版グラディウスII」から更にアーケードに近くなった自機の装備。 「ビックバイパー」はレーザーこそ『沙羅曼蛇 (FC)』と同様のまま(後述)だが、『グラディウスII』で4個装備が実現していたオプションのグラフィックがAC版により近い物に書き直され、バリアもフォースフィールドからシールドに変更。シールドは見た目こそはAC版に似ているが実際は自機の全身を覆うタイプが採用されていたFC版『グラディウス』とは異なり、前方のみを防ぐタイプになっている。レーザーは当たり判定・グラフィック共に『沙羅曼蛇 (FC)』の物と同様だが、レーザーの長さがAC版と同様に変更。 『グラディウスII』の4番装備ことタコのリップルレーザーは、これまでのFC版グラディウスシリーズでは地形などに当たってしまうと消滅してしまう事からAC版から大幅に弱体化してしまい、所謂「罠装備」として扱われていた。だが、本作のリップルはAC同様に地形に当たっても消滅しなくなった他、全体的に敵の耐久力も『グラディウスII』から低下していることも相まって、結果的にAC版同様の性能へと改善された。加えて、バイパー同様に前方シールドも存在している事から、こちらもAC版の装備を再現。 バイパー、タコ以外の2体も大体AC版の装備を再現している他、前2作で採用された2段階方式のパワーアップも廃止されているため、装備内容及び機体間バランスはおおむねAC版と同等と思っても良いだろう。 よりアーケードに近くなったステージ・ボス これまでのファミコン版グラディウスシリーズは『沙羅曼蛇 (FC)』3面ではアーケード版のプロミネンスや火炎弾に加えてファイヤードラゴンが登場していたり『グラディウスII』3面では火山とクリスタル面が統合されていたりと、オリジナル色が強い構成だった。 しかし、今作はよしこのミサイルや2面中ボスといったグラフィックの差し替えこそあるが、基本的にステージの地形や構造、仕掛けに敵配置や背景といった要素の多くがアーケード版をなぞっている。ボスキャラもパターンや動作など基本的に業務用を忠実に再現しているため、これまで以上に業務用に近い内容のステージをファミコンで味わう事が出来る。 特筆なのが『グラディウス』の要塞ステージのパロディである最終ステージ「タコの要塞」。 『グラディウス』がACからファミコンに移植された際の要塞ステージは、当時のロム容量の都合なのか電磁バリアやシャッター前の触手がカットされたりラスボスのゼロスフォースも自爆を待たなければ倒せない仕様に変更されていたりと、お世辞にもAC版とかけ離れていた内容であった。だが本作における「タコの要塞」は、ロム容量の増加や技術力の向上によってファミコン版グラディウスでオミットされていたそれら要素をAC版に忠実に再現されている。要するに「初期の作品で出来なかった事を時を経たうえでリベンジを果たす」という点を主役機のビックバイパー共々このステージで実現していて、結果的にFC版グラディウスシリーズの最後を飾るのに相応しい面と化している。 各ステージ内のBGMはファミコン版『グラディウスII』からの流用や一部楽曲の削除こそ見られるものの、こちらも比較的AC版に近い内容の楽曲を使用している。 本作以前のグラディウスシリーズは家庭用ハードで業務用に近い内容の作品をプレイするにはX68000といった高価なハードを利用しなければならなかった。 だが、安価で購入出来るファミコンに移植された本作の登場によって、業務用に近い内容の作品を家庭用ハードで気軽に楽しめるようになったと言えよう。 その他 隠しステージの追加 FC版グラディウスシリーズはMSX版のように隠しステージを追加する事が無かったが、本作で遂にエキストラステージが実装された。 家庭用版グラディウスシリーズにおけるエキストラステージは、ステージ内のギミックや構造自体はそれぞれ各ステージ固有ではあるのだが、地形の素材や登場する雑魚敵は他のステージと共通の物が流用されていた。だが、それらに対して本作のエキストラステージは、地形や背景の素材に固有の物を使用、雑魚敵もステージ毎に専用の物が登場する点から、非常に個性が豊かになっている。 各エキストラステージはBGMがAC4面ボスの物に変化する他、3面(遊園地)ではACの9面(墓場)が6面(北極)ではACの4面(日本)がそれぞれ再現されていたり、5面はMSX『2』の戦艦内部を彷彿とさせる構成、1面では初代グラディウス3面を彷彿とさせる耐久力の高い雑魚が登場するなど、小ネタも非常に豊富。 各エキストラステージのラストに存在する操作中のキャラクターを他のキャラに変更するカプセルを利用する事によって「ゲーム途中でエキストラステージ内でカプセルを取得し別のキャラクターに変更してから後のステージを攻略」という様に、一風変わった戦略性のプレイも可能に。またこの仕様を利用し特定機でオプションを7個にするバグ技がある。 賛否両論点 配色について 本作は内容自体は上述の通り業務用を再現しているのだが、流石にスペックの劣るファミコンでの発売らしく配色の再現が難しかったようで、AC版から見たら違和感のあるカラーリングに変更されている。 白ベルの効果変更 原作における白ベルを取得すると使える「メガホン攻撃」は使い勝手こそ非常に悪いが表示される台詞が非常におバカな物で構成されている事から、パロディウスにおける象徴的な存在の一つに分類されていた。 だが、ファミコン版で効果が1UPに変更されてしまった事により使い勝手こそ良くなったが、その反面としてお笑い成分も薄れてしまった事は賛否が分かれる。 ファミコンの描画性能を考えれば、横に長いセリフをちらつき無く表示するのはまず不可能であるため、仕方のないことではある。 ステージ3について 本作のステージ3はFC移植に伴い新規で追加されたオリジナルステージで、観覧車状の砲台や接触すると高速スクロールになるジェットコースターといったステージ内のギミックやボスも非常に独特。 なのだが、今作のステージの多くは比較的AC版に忠実な内容が中心であることに対して今作オリジナルのステージ3は浮いて見えてしまいやすく、AC版のプレイヤーから「蛇足」と捉えられがち。 ちなみに、同ステージではルーレットカプセルが多く配置されていて、ジェットコースターも利用すると高速スクロールになるのだが、これら要素がFC版でカットされた6面の代わりとして見るには焼け石に水程度と言わざるを得ない。 EDの内容変更 本作のEDはAC版からOP曲のボーカル版である「パロディウス音頭」が流れる物に差し替えられている。 ED内容自体はパロディウスに相応しい非常に愉快な物だが、AC版に思い入れのあるプレイヤーから「ここは変えて欲しくなかった」と言われてしまう事がある。 問題点 処理落ち・チラツキが多すぎる 本作を少し遊ぶすると大体分かる点だが、ゲームプレイ中に頻繁に処理落ちやスプライト欠けが起こってしまう。これによってゲーム自体も遊びにくいと言わざるを得ない。 何故、本作が処理落ちやチラツキが多すぎるのかというと、その理由はそもそものゲーム内容にある。というのも、これまでのFC版グラディウスシリーズではハード特有の低容量を補うためか、業務用の再現を止めてオリジナル要素を中心の作りに変更しキャラのサイズも縮小化させた事によってスプライトを上手く抑えていた。だが、本作はキャラクターや背景、自機の装備を業務用とほぼ同じ内容で再現してしまったことから、結果的に処理落ちやスプライト欠けが頻繁に発生するようになってしまったという。 ファミコンで無理して業務用を再現しようとせずに、前作同様、オリジナル要素を中心にすれば良かったのに… 使いづらくなったベルパワー AC版『パロディウスだ!』では赤(菊一文字バリア)か青(スーパーボム)のベルパワーを所持している状態でミサイルボタンを押すとベルパワーを発動させる事が出来る事から、「いかにどの場面でベルパワーを使っていくか」という様な戦略性も存在していた。だが、FC版はボタン数の関係でショット及びミサイル発射ボタンが一つに統合されていて、ショットを発射する際にベルパワーも勝手に発動してしまう。これによってAC版から赤と青のベルパワーが使いにくくなってしまった。 ちなみに、本作の後に発売されたGB版でもこの問題は存在。従ってPCE版発売までの間でベルパワー関連が課題になる事に… 2面中ボスについて AC版の2面で中ボスとして登場する「ちちびんたリカ」はその巨大な姿や露出度の高い衣装、元ネタのクラブから受け継がれた腰振りが多くのプレイヤーにインパクトを残した。だが、当時の任天堂ハードに出演するにはあまりにもエロい姿だった事からリストラを喰らってしまい、代役として露出が低くデザインも無難な「ミス・ミシタリーナ」に差し替えられてしまった事はAC版のファンから批判されやすい。 なお名前の由来は「見したりーな(=もっと見せてやれよ)」という意味合いであり、スタッフ側からも変更は苦渋の決断であったことが窺える。 更に同キャラの動き自体もAC版より格段に遅く、登場から撤退まで非常に時間が掛かりやすい。プレイヤーへのストレスも溜まりやすく、人によっては「本作最大の難関」と称されてしまう事も。 結局ミシタリーナの登場はFC版1回限りとなったため、凡庸なデザインも災いしてかFC版の不満点を一身に受ける存在として挙げられやすい不幸なキャラとなってしまった。 総評 ファミコンにおけるグラディウスシリーズは1985年に発売された『グラディウス』から順当な発展を遂げていき、AC版の内容をほぼ忠実に再現した本作が終着駅となった。 このことから本作はハード性能を考慮すると良く出来た「技術力の結晶」ともいうべき作品ではあるのだが、頻繁に起こる処理落ちによってプレイしづらく、総合的な評価も落としてしまった。 とはいえ、本作は内容自体は良かったものの、致命的な欠点で評価を落としてしまった作品。 このため、「もう一工夫」さえあればファミコン版グラディウスシリーズにおける「有終の美」を飾ることが出来たかもしれない、非常に「惜しい」一作と言わざるを得ないだろう。 その後の展開 本作発売後の1991年4月5日にゲームボーイに『パロディウスだ!』が移植された。 同作はスペックの劣るゲームボーイながらアーケード版の内容を実によく再現している、かつ本作のような処理落ちやちらつきも上手く抑えられている点も相まって、多くのプレイヤーから好評を得る結果になった。件のちちびんたリカも登場が実現している。 それによって皮肉にも「AC版の忠実移植」を謳っていたFC版の肩身も大幅に狭まってしまう事に……。 また、本作発売の同年12月21日にスーパーファミコンに『グラディウスIII』が移植された。 同作はファミコン版『グラディウスII』の流れを継いだアレンジ色の強い移植なのだが、上位ハードへの移植やアレンジの内容や難易度も絶妙だった事から、本作とは逆に好評を得る結果になった。 同じくスーパーファミコンでは翌年の1992年7月3日に『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』が再移植されている。 当時の家庭用ゲーム機では最も移植度が高く、SFC版より後から出たPS/SS版に見られるような一部演出の移植漏れもない。 ちちびんたリカもGB版に引き続き登場が許されたものの、諸般の事情で腰振りダンスが削除されることになり、ベルパワー「メガホン」の台詞の1つに「腰振らせてよ!」という自虐ネタが仕込まれている。 また、本作発売後の1991年1月5日にコナミの人気キャラクターを起用したクロスオーバーお祭りゲーム『ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城』が発売されており、その中でグラディウスをモチーフとしたステージがあるが、そのコミカルな作風から本作のパロディウスだ!をベースにした作風となっている。
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第5世代のポケモンを追加しました。 「極上パロディウス」の自機、マンボウについては、 ネオラントから完全に差し替えて問題ないかなと判断しましたが、気になるようでしたらご自由に戻してください。 -- (管理人) 2010-10-09 13 09 34 ゴーレムはジバコイルでどうかな? -- (名無しさん) 2010-12-09 19 56 22 トゲピー:ウパ ピンプク:ルパ -- (ももっち) 2011-11-24 18 01 56 ブニャット:猫戦艦 -- (AKODON。) 2011-11-24 18 04 54 「実況おしゃべりパロディウス」の自機はミケはエネコロロ ランはペルシアンでどうかな? -- (まっつー) 2011-11-24 18 12 07 グラディウス案 レシラム:ビックバイパー ゼクロム:メタリオン -- (柔道大好き) 2012-07-13 18 09 15 草案 グラディウス コイル:チルド マルマイン:ザブ モロバレル:アイアンメイデン モジャンボ:触手 努力値は耐久型に降ること ダブラン:アメーバー 上記と同様 ランクルス:核細胞 上記と同様 -- (ユリス) 2013-04-18 17 00 20 草案 ソーラーアサルト 〈自機〉 ゼクロム:アルピニア -- (ユリス) 2013-05-13 21 00 31 草案 フラージェス:ちちびんたリカ -- (ジェットX) 2014-02-11 15 10 49 草案 ソーラーアサルト 〈ボス〉 ガチゴラス:名称不明 デスカーン:名称不明 実況おしゃべりパロディウス 〈自機〉 ピッピorフラエッテ:スゥ ピクシー:メミム セクシーパロディウス 〈自機〉 デリバードorエンペルト:イワン トビーは色違い推奨 -- (ユリス) 2014-08-11 18 24 21 草案 色違いブーピッグ:大天使ガブリエル -- (名無しさん) 2014-09-29 19 16 20 草案 グラディウスジェネレーション 〈自機〉 ラティオス:タイプ-A ラティアス:タイプ-B フライゴン:タイプ-C ゲノセクト:タイプ-D -- (ユリス) 2014-10-01 07 10 38 案を出さずに登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除。 -- (名無しさん) 2017-09-12 06 37 46 草案 グラディウスリバース <自機> ブラックキュレム:スペース・ファイター -- (ユリス) 2017-09-12 18 21 02 草案 オトメディウス ハリテヤマ:マドカ マードックバイパー:パチリス イメージから。 -- (シャーロ) 2019-10-13 20 24 17 草案 オトメディウス 色違いキルリア:亜乃亜 トゲキッスorレシラムorクワガノン:ビックバイパー クチート:エリュー 色違いトゲキッスor色違いレシラムor色違いクワガノン:ロードブリティッシュ 色違いバシャーモ:エモン ゴビット:クセルバイパー ミミロップ:ジオール 色違いラティオス:セレニティバイパー サマヨール:ティタ 色違いコイルor色違いレジスチル:ビッグコアエグザミナ -- (ユリス) 2019-10-13 21 00 50 草案 オトメディウス パチリス:マドカ 色違いポリゴン2:マードックバイパー -- (シャーロ) 2020-12-08 20 45 40
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今日 - 合計 - 実況おしゃべりパロディウスの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時09分21秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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パロディウス ~タコは地球を救う~ / Parodius コナミ 1988年4月28日 MSX グラディウスシリーズのパロディー作品のSTG パロディウスのシリーズ1作目、ふざけた雰囲気とは裏腹にちゃんとSTGしている 移植 コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3 コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック パロディウスポータブル?? WiiのVCや携帯アプリで配信された 関連 がんばれゴエモン?? けっきょく南極大冒険?? 魔城伝説 続編 パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ パロディウス(MSX版)
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セクシーパロディウス かおり その他画像 攻撃方法 語録 備考 最終面の奥で寝そべっているボス。彼女と戦う、というのは少し語弊があるかもしれないが撃破不可。 彼女のかけている毛布の中を伝って逃げていたタコを、寝返りをうって踏み潰す役である。 全裸・・・ -- 名無しくん(20代です) (2013-12-11 07 02 37) 名前 コメント
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イライザ 神経塔内部の特定のフロアに出現する女性。アリスと同様、空中に浮遊しており主人公が近づくと逃げ去ってしまう。主人公を恐れるそぶりを見せる一方で、話しかけると主人公に「綺麗な水」を依頼する。その水によってイライザは感覚球を産み、神経塔の主を正常に戻そうとしているらしい。
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極上パロディウスだ! DELUXE PACK コナミ 1994年12月3日 PS パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ 2つのSTGを纏めたセット物 同ソフトはSSでも発売された 関連 グラディウス DELUXE PACK 沙羅曼蛇 DELUXE PACK PLUS パロディウス ポータブル グラディウスシリーズ
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パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ / Parodius Da! -Shinwa kara Owarai e- コナミ 1990年 AC パロディウス ~タコは地球を救う~の続編、パロディスのシリーズ2作目のSTG 「ちちびんたリカ」の腰フリダンスは必見 移植 FC.SFC.GB.PCE.X68k等にされた FC版は「パロディウスだ!」と言う名前で「ちちびんたリカ」さんが「ミス・ミシタリーナ」と言うキャラクターに差し替えられている コナミGBコレクション VOL.4 極上パロディウスだ! DELUXE PACK パロディウス ポータブル 関連 ツインビー 今作で参戦している グラディウスシリーズ 続編 極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~
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パロディウス ~タコは地球を救う~ 【ぱろでぃうす たこはちきゅうをすくう】 ジャンル シューティング 対応機種 MSX メディア 1Mbitロムカセット 発売元・開発元 コナミ 発売日 1988年4月28日 定価 5,800円 プレイ人数 1~2人 レーティング Wii/WiiU CERO A(全年齢対象)(*1) 配信 WiiVC 2010年1月12日(配信終了)/800Wiiポイント WiiUVC 2013年12月25日/762円(税別) EGG 2014年4月11日/月額500円+コンテンツ購入550円(税込) 備考 ・移植版はいずれも他作品とまとめて収録・WiiVC・WiiUVCは配信終了 判定 良作 バカゲー ポイント 知る人ぞ知る……もとい本当に知ってる人が少ないパロディウスシリーズ初作品シリーズお馴染みのギャグ要素・ゲームシステムはこの作品でほぼ確立すべてのギャグ要素がコテコテの関西ノリ グラディウスシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植版 余談 わては、バグだけは のこしたらあかんのや。時としてバグは、どないなもんよりも つろう、悲しい。せやかて、バグこそがあたらしい プログラムを食いつぶしてしまいよんねんから。タコの日記より(*2) 概要 『パロディウスシリーズ』の元祖であり『グラディウス』の自社パロディでもある、MSX版で発売された横スクロールシューティング。 MSX版『グラディウス2』をベースに当時のコナミ作品のキャラクターや『ツインビー』シリーズのベルシステム、さらには様々なパロディ要素を取り入れたギャグ満載のシューティングとなっている。 元々は「MSX版『沙羅曼蛇』開発の合間に冗談のつもりで製品に入れられないようなゲームを気分転換に作っていた作品」(*3)であり、それをそのまま1本のゲームとして販売したのが本作である。 ストーリー わては タコだす。わてのしごとは『夢と希望プログラマー』だす。 宇宙を旅しながら いろんな星の人に『夢』ちゅーもんを あたえとりまんのだす。 わての宿敵は『バグ』いうねん。 一生けんめいプログラミングしてこさえた わての夢を 平気で食いつぶしよる。 ほんま 許されへんやっちゃ! そのバグが どうやら小惑星帯に本拠地をかまえ、地球人の夢をうばっとるらしい。 そういうたら最近の地球人のプッツン! あれはどない考えてもバグの仕業やで。 そないなわけで、わてをふくめた5人のスペースファイターが地球人の夢をとりもどすため 小惑星帯に向けて、飛び立ったんや。 このゲーム あんまし マジメに せんほうがええで。(*4) (※ デモ画面より抜粋) 特徴 基となるシステムはUIも含めてMSX版『グラディウス2』がベース。 「カプセルを回収してパワーアップ」の部分も含めて操作性とパワーアップする武器はすべて同じ。 『グラディウス2』ベースとは言え武器の追加システムは存在しない。代わりに一部武器の性能が後述するパワーアップ「特大」に割り当てられている。 本作に登場するゲージとパワーアップは下記の通り。名称の関係でかなり分かりづらいが、「何~やそれ!」を除き基本は『グラディウス2』の初期ゲージとほぼ同一。 パワーアップ名 『グラ2』での名称 パワーアップ効果 速うなんで! SPEED 自機の移動スピードが速くなる。『グラディウス2』と違いスピードの数値は確認できない。 ミサイルや! MISSILE 斜め下方向に地を這うミサイルが撃てるようになる。 上付ダブル? DOUBLE 前方と斜め上のショットが同時発射されるようになる。「多い日も安心」と併用不可。 多い日も安心 LASER ショットに代わりレーザーを撃てるようになる。「上付ダブル?」と併用不可。 分身の術や! OPTION オプションをつけることができる。最大2個まで。 何~やそれ! (なし) 取得したと同時に警告音が鳴り、取得していた武器がすべて没収される。 バ~リアッ! FORCE FILED 自機前方にバリアを展開する。バリアのグラフィックは選んだキャラクターによって変化するが、効果はすべて同一。 ステージは全6面構成のループ方式。 エンディングを迎えるとそのまま2周目が始まる。なお、『グラディウス2』と違い、折り返しルートは存在しない。 通常ステージを進行中に、ある場所に到達することで突入できる隠しステージ「エキストラステージ」も存在する。 全3面で通常ステージのどこかに入り口が隠されている。 ステージは『グラディウス』のストーンヘンジがベースで、破壊可能な石の色がステージによって違う。 MSX版においては『グラディウス』『グラディウス2』でも似たようなエキストラステージが存在しており、突入方法も同じであるため、MSX版のグラディウスシリーズでは恒例となっている。(*5) 過去作と違い、ステージ終盤に専用のボスが現れるようになった。 追加パワーアップ 本作では『グラディウス』には無い独自のゲームシステムが採用されている。 原作のゲージシステムをパワーアップ「並」として扱い、その上で(本作においては)上位に値する「大」と「特大」(*6)が追加された。 また、これらの要素は後作でもある『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』(以下、『パロディウスだ!』)に一部変更を加えて採用されている。 パワーアップ「大」 別名「ロシアン・ルーレット」。後作のルーレットカプセルにあたる。 通常の赤カプセルと同じ外見のアイテムとしてステージ内に配置されており、取得するとゲージが高速回転する。 ゲージを止めるまでは通常のカプセルの取得は無効となる。 本作は『パロディウスだ!』以降の仕様とは違い、空のゲージでも止められるようになっている(*7)。 パワーアップ「特大」 ゲーム中に一定の確率でパワーアップカプセルの代わりに『ツインビー』シリーズのベルが登場する。 『パロディウスだ!』以降の同名のシステムや原作のベルシステムと違い、ベルの効果や挙動が大きく違う。 『パロディウスだ!』や『ツインビー』の「何度か当てる事で色が黄色以外の色になる」ではなく、ショットを当てるごとに色が変わる。 また、ベルを当てたあとの反動も『パロディウスだ!』以降と比べると大きい。 ベルの効果は下記の通り。いずれの効果も黄色を除き取得後即発動かつ一定時間のみ有効となる。 ベルの色 効果名 ベルの効果 黄色 (効果名なし) 画面内にいる敵が全滅する。(※ 一部敵・ボスは除く)『グラディウス』シリーズの青カプセルと同じ効果。 白色 ヨコワープ 画面を横切ってワープすることができる。 淡い緑 タテワープ 縦方向にワープできるようになる。 水色 時間よ止まれ! 敵の動きが完全に止まる。 紫色 菊一文字や! 画面内に1つ爆弾を設置できるようになる。その爆弾と同じ高さに到達した敵が消滅する。『パロディウスだ!』にも同一名称のベルパワーがあるが仕様が全く違う。 水色 いたずらドリル 自機がドリルになり、敵・敵弾・一部の破壊可能な地形(つぶつぶ石)を破壊できる、言わば無敵状態となる。『パロディウスだ!』の巨大化に似た効果だが、ショットが撃てたり他のベルが取れたり破壊不可能な障害物に当たるとミス扱いになるなどの違いがある。 緑色 上向レーザ 通常の武器と同時に上方に拡散するレーザーが発射される。『グラディウス2』のアップレーザー#2と同じ武装だが、こちらは上付きダブル(ダブル)と併用が可能。 赤色 前向レーザ ショット攻撃が拡散レーザーになる。『グラディウス2』のベクトルレーザーと同じ。 その他の独自システム 難易度セレクト MSX版の『グラディウス』シリーズでは初となる難易度セレクトが追加された。タイトル画面で選択することができる。 難易度は「1人で らくしょうパターン!」「2人で らくしょうパターン!」と、「1人で じごくを見る」「2人で 思わず しんけんになる!」の2種類。 「らくしょうパターン!」はノーマルな難易度。「楽勝」と書いているが、過去のMSX版『グラディウス』に匹敵するほどの難易度。つまり十分難しい。 「じごくを見る」「思わず しんけんになる!」はハードモードで、敵の攻撃が「らくしょうパターン!」よりも激しくなる。 プレイヤーセレクト 本作はプレイヤーセレクトが採用されており、ゲーム開始前に好きなキャラクターを選ぶことが可能。 キャラクターは「タコ」「ペンギン(*8)」「ゴエモン」「ポポロン」「ビッグバイパー(*9)」から選択可能。 出典は本作オリジナルであるタコを除き左から『夢大陸アドベンチャー』『がんばれゴエモン』『魔城伝説』『グラディウス』。 どのキャラクターを選んでもパワーアップは同じで、性能差は存在しない。プレイヤー、カプセル、オプション、バリア、死亡時のグラフィックがキャラクターごとに違うのみ。 特殊カプセル パワーアップカプセルとルーレットカプセル以外にも特殊なカプセルが出現することがある。いずれもエキストラステージ限定で、通常ステージで出現することはない。 カプセルの色 カプセルの効果 黄色 スコアを獲得できる。初獲得時は100点だが、一定時間内にカプセルを取得し続けると獲得スコアが段階的にアップする。最大1個獲得ごとに10000点まで上がる。また、場所によっては画面内に存在する限り無限に獲得できるカプセルが存在する。 緑色 1UP。獲得した時点で残機が1機増える。最大99機まで獲得が可能。 青色 「下付ダブル」という特殊な武装が追加される。通常のダブルとは違いレーザーと併用が可能。『グラディウス』シリーズの青色カプセルは敵を全滅する効果だったが、本作において同じ効果はパワーアップ「特大」の黄色ベルに割り当てられている。 白色 「いたずらドリル」に変化する。パワーアップ「特大」の水色ベルパワーと同じ効果。 評価点 原作の『グラディウス』とは全く違った可能性を引き出した「ギャグシューティング」というジャンルの確立。 本作はこれまでの『グラディウス』シリーズにあったようなSF重視の世界観とは全く違い、過去作になかったようなポップな世界観に振り切るという大胆な路線変更を行っている。 「ポップな世界観のシューティング」自体はいくつか存在しており、それこそコナミ自身も『ツインビー』を制作していたのだが、本作はギャグとユーモア、さらにはパロディをふんだんに取り入れることで『ツインビー』との差別化に成功している。 結果、他のシューティングとは一風変わった新たなジャンルの開拓に成功した。 この成功は『パロディウス』シリーズとして続いていくこととなる。 ギャグ要素に恥じないグラフィック MSX版『グラディウス2』や『沙羅曼蛇』で高い評価を得ていたデザイナーによるグラフィックの作り込みは、ファミコンよりも制限の厳しいMSXとは思えない程美しいグラフィックが書き込まれている。 本作はギャグやパロディなどといった要素をふんだんに取り込んでいる事もあり、グラフィック面でも力を入れておりプレイヤーに笑いを誘う。 その中でも本作の爆発アニメーションは文字が1文字ずつアニメーションするグラフィックとなっており、その文字は「ほ」「ん」「げ」「ー」、「ど」「し」「ぇ」「ー」、「ぼ」「ん」「ぶ」「!」などと敵や自機によって違う。 ちなみに雑魚敵の爆発アニメーションは「ひ」「で」「ぶ」「!」。どこかで見たことあるような台詞ではあるが、本作はその辺りを気にし始めるとキリがない。 SCC音源を使用した良質なクラシックアレンジBGM 本作のBGMはほぼすべてクラシック楽曲のアレンジを採用している。 コナミが独自に開発した波形メモリ音源「SCC」で奏でる本作のクラシック音楽をベースとしたBGMは、他のMSX作品にはない独自の雰囲気を出している。 ただのクラシック音楽の演奏に終わらずコナミのサウンドスタッフによるアレンジが加えられ、本作の独自の雰囲気に合わせた楽曲が制作された。 これらの音源がファンを魅了し、本作の評価を大きく上げることになった。 全てにおいておふざけ全開にもかかわらず、シューティングゲームとしての完成度は高め。 本作はただのギャグ要素満載のシューティングで終わらず、シューティングゲームとしてもしっかりと作りこまれている。 攻略パターンの構築やスコア稼ぎなどの『グラディウス』おなじみのやりこみ要素も健在。 『グラディウス』をベースにしつつ、パワーアップ「大」「特大」と言った独自要素を上手く取り入れ、ゲームの完成度を高めている。 また、ステージ中のギミックも『グラディウス』には無かったいかにも本作らしいギミックを取り入れており、高い評価に繋がっている。 ただし、これらのギミック要素が全て受け入れられたわけではない。これに関しては後述。 賛否両論点 人を選ぶギャグ要素 本作のギャグ要素はデモ画面の語りやキャラクターのセリフ、そしてゲージまでありとあらゆるところに関西弁が使われており、雰囲気が完全に関西ノリになっている。 『パロディウスだ!』以降の作品もギャグ要素が関西ノリに近いのだが、ここまで関西要素が強い作品はシリーズ中でも本作ぐらい。 また、グラフィック・テキスト面に関しても人を選ぶギャグ要素が存在する。 「上付きダブル」や「多い日も安心」などと言ったテキストや、う○この形……もといそのままう○この敵キャラなど、下ネタ要素も普通に現れるため人を選ぶ。 その中でも6面の中ボスはかなり人を選ぶデザインとなっている。 6面中ボスは「オーガンズ」と呼ばれており、『グラディウス』のラスボスである「ゼロス・ブレイン」のパロディ。 「ゼロス・ブレイン」はいわば人体の脳をモチーフにしたデザインなのだが、「オーガンズ」はその逆側にある心臓から下の消化器をモチーフにしたデザインとなっている。 元ネタが脳をそのまま露出したデザインになっているためこの時点で人を選ぶのだが、「オーガンズ」はそれに匹敵するレベルでのデザインとなっている。 しかもなぜかこの「オーガンズ」のデザインだけグラフィックの書き込みが細かい。そのため、他の敵キャラとは比べものにならない程のグロさが出ており、かなり人を選ぶ。 もっとも、配色の関係や主人公の姿、そして続編の『パロディウスだ!』以降のラスボスのイメージも相まって「タコに見えなくも無い」のがある意味救いではあるが。 初見殺し多めのステージギミック 本作はMSX版やAC版の『グラディウス』シリーズと比べると、「初見では攻略が難しい」要素が多く存在する。 2面や3面の中ボス、エキストラステージのボスの攻撃(*10)、4面の迷宮ステージの構成といった「事前にわかっていないとあっさり死ぬ」箇所が多く、特に賛否両論が多いのが6面のボス前の地形。 6面の終盤にプレイヤーが一切通れない柱が現れ、破壊箇所が一切無く何もしないとスクロールで死んでしまうというもの。 回避方法はベルパワーの「ヨコワープ」を使うのみで、これ以外の手段はない。つまり障害物がプレイヤーに近づくまでに「ヨコワープ」を取得していないと死亡確定。 そのタイミングでベルが現れるのだが、このベルを逃すか「ヨコワープ」以外のパワー(*11)の取得を行った時点で死亡が確定するという理不尽極まりない構成となってしまっている。 ただ、MSXの『グラディウス』シリーズには、似たような巨大な壁を一発限りの超強力ミサイルで粉砕する(アイテム取得に失敗したり、先に撃ってしまうと通常武器で3連シャッターを速攻撃破する必要があるためほぼ死亡確定)とか、特定のアイテムを取っていないとバッドエンドとか、関連作品のカートリッジを同時に挿していないとバッドエンドと言った要素があるため、これも恒例のギミックと言えなくも無い。 問題点 カクカクスクロール スクロールの挙動がスムーズなスクロールではなく「一定時間ごとに8ドット一気に進む」というカクカクスクロールになっている。 MSXにはスクロール機能が無かったため、仕方ないとも言える。(*12) 「原作を遊んでいる」前提のゲーム設計 本作は原作である『グラディウス』を遊んでいる前提でゲームが設計されている。 元々『グラディウス』シリーズの作品であり、本作はそのシリーズパロディなので遊ぶ上での事前知識が必要なのは当たり前ではあるのだが、ゲージのUIが『グラディウス2』の流用のためゲージシステムはかなりわかりづらい。 これは『グラディウス2』にも同じことが言える要素なのだが、本作はパワーアップ名がすべてふざけた名前となっている。初めてプレイするプレイヤーにとっては何を選べばいいか全くわからない。 その中でもハズレである「何~やそれ!」はルーレットの取得に関係なく選ぶ事ができるため、何も知らないまま選んでしまった時ほど理不尽さを感じやすい。 一応パワーアップの説明は説明書に書いてあるが、そもそも選択しているゲージ以外は名前が表示されていないため、『グラディウス』シリーズを遊んでいない人ほどわかりづらい(*13)。 意味を成していないキャラクターセレクト要素 前述した通りキャラクターセレクト機能が実装されているものの、見た目以外が変わらないため意味のない代物となっている。 またエンディングは固有のため、キャラクター別のエンディングも存在しない。 後作の「選んだキャラクターによって性能差が激しい」という問題こそ発生しない仕様なのだが、これはこれで味気がない。 本作の1ヶ月前に稼働したAC版『グラディウスII -GOFERの野望-』では、キャラクターセレクトではないものの、自機の武装を選択できる機能があったため尚更問題を感じやすい。 効果の薄い、もしくはほぼ意味がない一部ベルパワー 本作はまだ『パロディウスだ!』以降のようなベルパワーが確立する前のシステムだったため、荒削りな部分が多い。 全ての効果で言える事だが、『パロディウスだ!』以降のベルパワーと比べるとあまり役立つことがない。 例えば「上向きレーザー」は上に拡散していくレーザーなのだが、そのレーザーの横が障害物に当たると消滅する。これは『グラディウス2』の同一の武装でも同じ問題を抱えており、それをそのまま流用したためベルパワーとしてはあまり役立っていない。 その中でも役に立たないどころかほぼ使えないのが「タテワープ」と「ヨコワープ」の2種類。 前述の通り画面端を移動できる代物なのだが、どちらも攻略上役に立つ事は一切無い。 クリアに必要な場面がある「ヨコワープ」はともかく、「タテワープ」はステージ全体で上下に障害物があるため役立つ場面が一切無い。 4面の迷宮面で明らかにタテワープが必要な場所が存在するのだが、そこは「タテワープ」が無くても移動することができる。 完全運ゲーの2面ボス 初見殺し要素が多い本作だが、それとはまた違ったベクトルの要素が2面のボスに取り入れられており、それがいろんな意味で理不尽な要素となっている。 2面のボスは「ジャンケンポン」。巨大な左手の形をした戦艦の姿をしている。 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に出てくる「クレイジーハンド」を機械化したようなものと説明すればわかりやすい……かもしれない。 ボス戦の直前に「グー」「チョキ」「パー」が置かれた細い分かれ道があり、プレイヤーはこの3つのいずれか1つを必ず取ることになる。 ヨコワープで回避はできるが、その時点で負けが確定する。 そしてボスが現れると、名前の通りじゃんけんが行われる。「じゃんけんぽん!」というセリフとともに、ボスが「グー」「チョキ」「パー」のいずれかに変形する。 プレイヤーが勝てばボスがそのまま自爆しクリア。引き分けはそのままボス戦に入る。 なお、引き分けのボス戦は相手が出した手の形のまま攻撃を始める。 このボスでの大きな問題点になっているのは負けた際の演出。 じゃんけんイベントでプレイヤーが負けると、なんとステージの最初へ強制的に戻される。 負けが確定した時点で有無を言わさず2面の最初へ戻されることとなり、回避手段は一切存在しない。 1/3でやり直しを強いられるイベントが発生するこのボス戦だがじゃんけんは完全にランダムとなっており、補正は一切存在しない。 つまりステージ中の実績で勝ち負けが確定するようなことは一切ない。 当然負け続けることによる補正もなく、運が悪いと延々とやり直しを繰り返される。(*14) 『グラディウス』シリーズには無かった奇抜なステージギミックが多く実装されている本作だが、このボスだけは圧倒的に不評。 総評 「開発陣のストレス解消」が目的として作られた作品を1本のゲームとしてリリースした時点でギャグでしかない本作ではあるが、その経緯からは想像できない程クオリティが高く面白いゲームとして仕上がっており、「ギャグシューティング」の名に恥じず、かつコナミ製のシューティングとしてもユーザーが満足できるクオリティとなっている。 パロディウスシリーズにおいて『パロディウスだ!』以降しか知らないユーザーも十分楽しめる逸品となっているので、機会があれば是非とも遊んで欲しい。 移植版 知名度の関係もあり、販売から初移植までおおよそ10年近くかかるほど移植に恵まれなかった本作だが、2022年現在では移植は多数存在する。 PS版「コナミアンティークス MSXコレクション Vol.3」 / SS版「コナミアンティークス MSXコレクション ウルトラパック」 いずれもコナミMSX作品のオムニバス集の1本として収録。エミュレートであるためか移植度は高い。 SS版は生産数が少なくあまり出回らなかったのと、PS版はシリーズ中唯一ゲームアーカイブス化されていないので、中古価格はプレミア化している。 PSP版『パロディウスPORTABLE』 『パロディウスだ!』『極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~』『実況おしゃべりパロディウス ~forever with me~』『セクシーパロディウス』に加えて本作も収録。 ただし本作のみ移植ではなくリファイン版が収録されている。 グラフィックを大幅に変更、アレンジ音楽の採用、フレームレートの向上などが行われている。 本作の問題点であったカクカクスクロールが無くなってスムーズなスクロールとなり遊びやすくなっている。 一方で、爆発が文字ではなく通常の爆発エフェクトになっていたり(*15)、ゲームオーバーBGMの未採用やアレンジ音楽の完成度が低いという点で賛否がある。 こちらも現在は通常版・廉価版共にプレミア化している。 Wii/WiiUバーチャルコンソール(VC)版 MSX版のVCコンテンツの1つとして登場。エミュレートのため再現度は完璧。 ただしエミュレートであるが故に、操作性がそのまま再現かつ中断機能以外のVCに合わせた調整がなく、コンティニューや裏技の入力はUSBキーボードが必須(*16)となる。 また、任天堂機器においては現行機種のSwitchに対応していない。現在はWii版VC、WiiU版VC共に配信終了となっている。 Project EGG版 VC版と同じくエミュレート版。月額制のコンテンツではあるものの、唯一WindowsPCで遊べる移植版となる。 余談 本作は元々PC-88版『スナッチャー』の開発延期の間に制作されたもので、開発期間はおおよそ1ヶ月とされている。 そのため、制作時間の節約としてBGMがすべてクラシックアレンジになったとされる。 グラフィックでもペンギンが『グラディウス2』の隠し要素のデザインの使い回し(*17)だったり、ビッグバイパーがMSX版『沙羅曼蛇』と『グラディウス』2作のデザインの使い回しだったりと流用も目立つ。 プレイヤーセレクトやベルパワー部分の粗さはここに起因しているのかもしれない。 本作は『コナミのゲームを10倍楽しむカートリッジ』に対応している。 このカートリッジはいわば公式のゲーム改造ツールで、対応しているゲームと共に使用すると改造や途中セーブを行う事ができる。 本作では残機の設定やステージセレクト、途中セーブが可能となっている。これにより2面のジャンケンも直前でセーブしておけば何度でもクリアまで再チャレンジできる。 本作が大ヒット……というより大ウケしたのか、続編となる『パロディウスだ!』が制作されることとなる。 本作も含め、立ち位置的にはグラディウスシリーズの1つであったのだが、『パロディウスだ!』もまた大ヒットすることとなり、『パロディウス』シリーズとして展開されることとなる。 移植の恵まれなさや『パロディウスだ!』があまりにも有名になりすぎたためか、「(『パロディウスPORTABLE』やWii/WiiUのVC等の)移植作品や動画サイトを見て初めて本作の存在を知った」という話は少なくはない。 本作で出てきた要素は後作の『パロディウス』シリーズにアレンジされて引き継がれている。 1面ボスの「ビッグペンギン」や4面中ボスの「クチビール」&「イレババ」。5面の墓場面、中ボスやボス戦の一部BGM等の要素は後の『パロディウスだ!』にアレンジされて再登場している。 よく勘違いされる話としては『パロディウスだ!』は本作のアレンジもしくはリメイクではないということ。 実際に遊べばわかるのだが、『パロディウスだ!』は本作の要素が多く取り入れられているとは言え、ゲーム全体の構成や雰囲気が全く違う。 家庭用版の『パロディウスだ!』のストーリーは本作のバグとの戦いの後の設定となっているため、話は繋がっており、続編扱いとなる。 本作のゲージ名は『実況おしゃべりパロディウス』の実況音声の台詞として採用されている。 レーザーを取得すると「多い日も安心」、バリアを取得すると「バ~リアッ!」の台詞がランダムで発生する。 6面終盤の通行不可ギミックは後作である『セクシーパロディウス』にも出現する。 こちらは本作と比べると回避手段が多数用意されているため、攻略自体は難しくない。ただし強制的なランク上げにはなっているが……。 3面のBGMはGB版『パロディウスだ!』のオリジナルステージの氷面で「Frozen Symphony」という曲名でアレンジ収録されている。 本作はやけに当時のテレビの番組やCMのネタが多い。 サブタイトルの「タコは地球を救う」は日本テレビ系の番組「24時間テレビ ~愛は地球を救う~」が元ネタとなっており、パワーダウンゲージの「何~やそれ!」はフジテレビ系のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」のコントが元ネタ。 レーザーゲージの「多い日も安心」はエリエールの「ロリエ」、タコを選んだ際のカプセルの缶らしきアイテムは当時販売されていた「タコボーイ」というタコっぽい顔をしたキャラクターが目印の缶チューハイ「サントリータコハイ」、1面のボスのペンギンが投げていた缶ビールは当時「パピプペンギンズ」という青いペンギンが採用されていた「サントリーCANビール」(*18)がそれぞれ放送されていたCMが元ネタとなる。 本作のサントラはオリジナル版の「ORIGINAL SOUND OF パロディウス(MSX VERSION)」、カップリング作品の「レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムBOX~」に収録されている。 また「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」に早期購入特典として同梱されていた。 いずれも現在は入手不可。中古価格はすべてプレミア化している。